減価償却

読み方:げんかしょうきゃく

時間が経過することで価値が減少すると考えられる資産の、減少した価値分を費用として計上する会計上の手続きを「減価償却」といいます。

減価償却とは、多くの固定資産は時間が経過することで価値が減少するとみなして、減少した価値分を費用として計上する会計上の手続きのことです。

減価償却処理で生じる費用を「減価償却費」、時間が経過することで価値が減少する資産・減価償却処理をしなければならない資産を「減価償却資産」といいます。

自動車や建物は時間が経過すると価値が減少しますが、土地は時間が経っても価値は減少しないと考えられています。そのため土地は減価償却資産に該当しません。

どのような資産が減価償却資産で、どれくらいの時間で価値が減少していくのかは、法律で定められています。

減価償却資産を取得するときに支払った金額は、購入した年度の費用とはせずに、法定耐用年数を使って計算した費用として計上します。

そもそも減価償却がなぜあるのか

会計についてある程度の知識がないと、減価償却は理解しづらいのですが、税金を徴収する国や地方公共団体側から考えてみると、わかりやすくなります。

もし減価償却という仕組みがなく、高額の資産を購入した場合に、その年度に全額を費用として計上できると仮定すると、黒字になりそうなときには高額の資産を購入することで儲けを減らして、儲けにかかる税金を安くすることができてしまいます。

国や地方公共団体としては、税収がどれくらいあるのかを予測することが非常に難しくなってしまいます。これを防ぐ意味からも減価償却という仕組みがあります。

減価償却という仕組みを導入すると、高額の資産を購入しても、その年度に計上できる費用は限定されることになり、税金の急激な増減を抑えることができるわけです。

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  • 最終更新日:2010年09月02日(木)  

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